あけましておめでとうございます。
本年も、皆さまがお幸せでありますよう、お祈りいたします。
さて、CD「百人一首 朗読と音楽 〜響き合う心〜 」の演奏シーンを
YouTubeで公開しましたので、どうぞお楽しみください!
百人一首 朗読と音楽 長尾春花 冬の巻 (Haruka Nagao)
百人一首 朗読と音楽 景山梨乃 篇 (Rino Kageyama)
百人一首 朗読と音楽 中村翔太郎 篇 (Shotaro Nakamura)
百人一首 朗読と音楽 新藤瑞月 篇 (Mizuki Shindo)
朗読の第一人者である加賀美幸子さんをお迎えして、百人一首の世界を、朗読と音楽で表現します。
アルバム制作の主なメンバー、船山 隆先生の解説“吉田菊子さんと百人一首”(抜粋)、私の制作ノート“歌を詠む、音楽を奏でる、響き合う心”(抜粋)を、ご紹介します。
最後に、CDのご注文方法をお知らせしています。
♪ 加賀美幸子 Sachiko Kagami (朗読)
1963年NHK入局。局長級アナウンサーを経て、理事待遇となる。(女性初)
ニュースから古典まで、様々な番組を担当。
「百人一首」をはじめ「古典講読」では「万葉集」「枕草子」「源氏物語」
「徒然草」「平家物語」など、長年にわたり、NHKにて原文朗読の放送。
NHKホールでの「NHK全国短歌大会」を、20年以上に渡って担当。
「こころを動かす言葉」「ことばの心・言葉の力」など、著書多数。
「古典の心に近づく」「メッセージ探しの旅」「石の声が聞こえる」など
エッセイは、中学・高校の国語教科書に掲載される。
NPO日本朗読文化協会・朗読名誉会長。放送人の会理事。日本文藝協会会員。
♪ 船山隆 Takashi Funayama (解説)
東京藝術大学音楽学部名誉教授。音楽学者、音楽評論家。
東京藝術大学音楽学部卒業。同大学院修了。パリ第八大学留学。
東京藝術大学附属図書館長、評議員など歴任。
1985年『ストラヴィンスキー』でサントリー学芸賞受賞。
1988年フランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエ受賞。
1998年『武満徹 響きの海へ』
1980年代〜「東京の夏音楽祭」「津山国際総合音楽祭」「東西の地平音楽祭」
「パリ武満徹音楽祭」などの企画構成。
♪ 白翠 Hakusui (題字)
2003年 高校2年で日本習字・高等師範免許を取得。
2008年 21歳でプロの書家として活動を開始。
2009年 季節をテーマとした書を作成、オリジナルの書「読みがな漢字」を開発。
2010年 美術年鑑掲載。
2011年 「贈り言葉」を開発。
2012年 白翠デザイン書教室開講。
ホームページ http://syoka-hakusui.com
♪ 長尾春花 Haruka Nagao (ヴァイオリン)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部弦楽科を首席にて卒業。
グラーツ国立音楽大学ポストグラデュアレ修了。東京藝術大学音楽学部大学院在学中。
日本音楽コンクール優勝。
ロン=ティボー国際コンクール他、数々の国際コンクールに入賞。
2013年度、シャネルピグマリオンデイズ・アーティスト。
NHKなどの番組に、数多く出演。
♪ 景山梨乃 Rino Kageyama (ハープ)
2008年、リリー・ラスキーヌ・コンクール、シニア部門最高位(1位なしの2位)など、
数々の国際コンクールで入賞。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学入学。
福島賞を受賞後、フジテレビより給付金を得て留学、パリ・エコール・ノルマル音楽院修了。
さらに、ベルリン藝術大学に留学。
2013年9月よりベルリン・フィル・カラヤン・アカデミーでも学ぶ。
2014年4月ベルリン・フィルの室内楽演奏会に出演予定。
♪ 中村翔太郎 Shotaro Nakamura (ヴィオラ)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。
2005年、奨学金によりフランスのサント・ヨーロッパ音楽アカデミーに参
加、JOAオーケストラのメンバーとしてフランス国内およびオランダのコン
セルトヘボウでの演奏会に参加。
2010年、第15回コンセール・マロニエ21弦楽器部門第1位。
2012年、大学内において、同声会賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。
2012年12月よりNHK交響楽団契約団員。
♪ 新藤瑞月 Mizuki Shindo (フルート)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。
ロンドンのギルドホール音楽演劇学校のオーケストラ科大学院修了。
ロンドンにて、クロイドンシンフォニーオーケストラ、ギルドフォードシン
フォニーオーケストラ、サウスバンクシンフォニーオーケストラ等とソリス
トとして共演。
2012年、ロンドンのサウスバンクシンフォニアの首席フルート奏者。
2013年よりエストニア国立歌劇場のアソシエイト・プリンシパル・フルート奏者。
♪ 吉田菊子 Kikuko Yoshida (音楽ディレクター、作曲、ピアノ)
東京藝術大学音楽学部卒業。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、筑波大学附属大筭特別支援学校、
洗足学園音楽大学附属ミュージックアカデミーなどで、プロの音楽家を目指す
高校生、知的障がいを持つ高校生など、幅広い対象に様々な音楽教育を行う。
海外の展示会、自治体のイベント、TV-CMの音楽を制作。
2011年の東日本大震災では、「あなたへ」「未来信じて」の2曲を収録した
チャリティーCDを直ちに制作。4月上旬より、CDの売り上げを全額寄付する
独自のチャリティー活動を行う。
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船山 隆先生の解説 “吉田菊子さんと百人一首” より
吉田さんは俳句や短歌の朗読でも知られている加賀美幸子さんの朗読に、ヴァイオリン、ヴィオラ、フルート、ハープ、ピアノという、形が1曲ごとにかわるアンサンブルの新作をつけている。
楽器と調性は1曲ごとに変化し、和歌の持つ細やかな情感や風景や美意識によりそう。
吉田さんの耳と眼は、和歌の世界に対立・融合することもあり、細やかで豊かな陰影にとんだ日本的な世界を描きだしていると評することができるだろう。
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私の制作ノート “歌を詠む、音楽を奏でる、響き合う心” より
加賀美さんの“声”によって立ち現われる、豊饒な世界。
それが音楽と出会う時、イマジネーションはより自在に広がります。
(中略)
収録の翌日にお会いした時、加賀美さんは目を輝かせておっしゃいました。
「なぜ洋楽が、和歌である百人一首に、こんなにも合うのでしょうか。
菊子さんの音楽に、改めて驚かされました。
洋楽のハーモニーの深さが、歌の心に自然に寄り添い、包んでくれました」。
朗読において歌の心を大切にする加賀美さんが、より自在に詠むために、音楽はどうあるべきか。
その問いを念頭に置きつつ、今回の新曲25曲を書き下ろしました。
(中略)
25の音楽は、“24のすべての調プラス1”で始まります。
長調と短調を交互に並べ、歌われる季節を1曲ごとに変え、また楽器編成も1曲ずつ変え、というように、“歌と音楽”の並び順を吟味して変化をつけ、25の世界それぞれの魅力を引き立てました。
歌の心、音楽の心、そしてお聴きくださるあなたの心が、豊かに響き合いますように・・・。
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CDご注文方法:
以下の内容を、問い合わせ先にメールでお知らせください。
お代金の振込先、送料を含めた金額をご案内します。
CD1枚分の送料は、ゆうメールでお送りする場合、180円です。(2016年10月現在)
お振込み確認後、14日以内にお品物を発送します。
1. ご氏名とフリガナ
2. 郵便番号とご住所
3. ご希望枚数
問い合わせ先: 吉田菊子 kikuart001☆gmail.com
(メールアドレスの☆を@に置き換えてください。)