佐野優子さん ピアノリサイタル (Yuko Sano Piano Recital)

ロンドンを拠点として、世界各地で活躍する若手実力派ピアニスト、
佐野優子さんのピアノリサイタルをご案内します。


 日時  2017年11月12日(日)  13時開場、13時半開演
 会場  イイノホール https://www.iino.co.jp/hall/access/
 入場料 全席自由 一般4,000円、学生500円、90歳以上100円 (全て税込み)
ご予約はこちらより↓
http://www.proarte.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=1748
TEL: 03-3943-6677
FAX: 03-3943-6659
E-mail: info@proarte.co.jp


当ブログでも、優子さんについての記事を2010年6月4日に掲載しました.
ぜひご覧ください!


優子さんは、私が東京藝術大学附属高校の非常勤講師だった当時、
中学校を卒業したばかりの高校1年生。
はつらつとした笑顔、音楽への情熱がとても印象的でした。


海外で活躍の場を広げる優子さんのピアノを聴くことは、大きな喜びです。
優子さんの音楽をぜひお楽しみください!

以下、優子さんのメッセージや、略歴をご紹介します。



♪ ♪ ♪


本公演プログラムのコンセプト
 様々なピアノの名曲を交えながら、図らずとも「人生」というテーマが深いところで繋がっている選曲になりました。8歳の初海外修行に始まり、ロンドン生活は現在5年目になります。その間にヨーロッパ、とりわけ音楽家としての分岐点となったロンドンで吸収し培ってきたものが詰まった内容となっております。是非、多くの方に聴いて頂きたいです。
(私のポリシーである自筆のプログラムノート、未熟ながら今回も頑張って執筆しております。)
ご予約はこちらより↓
http://www.proarte.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=1748
TEL: 03-3943-6677
FAX: 03-3943-6659
E-mail: info@proarte.co.jp


日本初演となるスティーブン・ハフのソナタ「折れた枝」について
 「折れた枝(Broken branches)」と題名のついたこのソナタは、世界的な大ピアニスト、スティーブン・ハフによる、ピアノの魅力が最大限に引き出された作品です。枝を通して見た16の精神的な世界が描かれており、全ての傷は元通りに癒えてまた新たな始まりを迎える、という大自然の秩序を教えてくれます。一つ一つの情景が鮮明に思い浮んでくる、素晴らしい作品です。
 ハフの前で演奏させて頂いた際に「ブラボー!これは君にぴったりの曲だ。」と温かいお言葉を頂き、それ以来ロンドンで度々演奏させて頂きました。ハフは現在約2ヶ月の世界リサイタルツアー中ですが、演奏会に向けエールを頂いています。


今後の目標や夢
今後の目標は、一言で言うならば「一生、コンサートピアニストとして舞台で演奏し続ける!」です。
またこの1年は、人生初の挑戦が色々あります!1stアルバムのリリース、南米でのリサイタルツアー、東南アジアでのコンサート・マスタークラスなどなど… 旅は趣味としても大好きなので、演奏を通じて様々な人と交流し、常に新しい精神を吸収して成長し続けていきたいです。


佐野優子 略歴
東京藝術大学附属高校、東京藝術大学卒業。藝高では菊子先生による音楽史クラスの大ファンだった。藝大在学中、リスト音楽院へ一年留学。2013年に英国王立音楽院奨学金を得て留学。首席で修士及びAdvanced Diplomaを修了し、卒業時にウォルター・マクファーレン賞など多数受賞。
ロンドンを拠点に世界各地での活発な演奏活動の傍ら、英国王立音楽院の助手や、藝高SGHのアシスタントも務め、2017年9月、第1回目となる東京藝術大学附属高校とロンドンの音楽学校(英国王立音楽院パーセル・スクール)との交流演奏プロジェクトの成功へ、大きく貢献した。日本人初ヤング・スタインウェイアーティスト。