ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)、ジ・エッジ(U2)、
ジャック・ホワイト(ザ・ホワイト・ストライプス)・・・。
世代も個性も全く異なる、3名のスター・ギタリストたちと
楽器たちが登場。
特に、冒頭のシーンが、いきなり衝撃的だ。
のどかな牧場で、牛に囲まれながら、
ジャック・ホワイトは手作りの楽器(?)をこしらえ、
電気を通す。
空に響き渡るサウンド。
ジャックは叫ぶ。
「もう、ギターは要らない!」
『不都合な真実』で著名なデイヴィス・グッゲンハイム監督の
最新作であるという"GET LOUD"は、
第79回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した。
ジミー・ペイジ、ジ・エッジ、ジャック・ホワイトが、
それぞれ、なぜそのような音楽を生み出すに至ったのかが、
丁寧に描かれている。
少年時代に聴いていたレコードを、棚から取り出してかけるシーン、
影響を受けたミュージシャンたちの映像も豊富で、
彼らの歩みを、共感を持って辿っていくことができる。
音には迫力があり、映像も美しく、
グッゲンハイム監督の手腕には、感銘を受ける。
終盤の「一夜限りのジャム・セッション」については、
個性のぶつかり合いが、もっとあっても良かったのでは、と思う。
誰かが抜けて、出て行ってしまうような、
波乱が起きても良かったのだが・・・。
音楽で心をひとつにできる、という幸せを、
たっぷり味わうことはできる。
♪ ♪ ♪
この映画を観たのは、私の初めての音楽番組の完成前日だった。
しかも、私の番組にも、ギタリストとギターが登場!
自分の勉強にとって、とても素晴らしいタイミングだった。
でき上がったばかりの番組を、どうぞご覧ください!
(オープニングテーマのサウンドがパワフルなので、音量にご注意を。)
「プロの技!」 第1回 ギタリスト 松本典明講師(1)
この番組の詳細については、当ブログ
「プロの技!」 第1回 ギタリスト松本典明講師(1)をご覧ください!