「草刈民代 最後の“ジゼル”」

「魅惑のバレエ映画祭」が東京都写真美術館ホールで
年末12月28日まで行われている。


周防正行監督の「草刈民代 最後の“ジゼル”」を観た。



草刈民代さんの円熟した美しさ、豊かな表現が、
たっぷり楽しめる。



顔の表情も大写しになっていて、
ジゼルの心の動きが突き刺さるように、胸に迫ってくる。



ドキュメンタリー映画かと思っていたが、そうではなく、
レニングラード国立バレエ団との共演の舞台を
映し出したものだ。



けれども、周防監督のまなざしが感じられる
愛情にあふれた作品だと感じられた。



おふたりの出会い、結婚のきっかけとなった
Shall we ダンス?」(1996)も観てみたい。