明日から日本橋の三越本店美術サロンで
個展を開く平井雅子さんにお話を聞いた。
♪普段の生活
菊子 個展が近づいて、忙しいでしょ?
雅子 いったん窯に火をつけると、
1日中、離れられないの。
何度も様子を見るから。
菊子 子育て、どうしてるの?
雅子 母や主人に協力してもらうの。
子供には、
「こんちは!元気?最近調子どう?」
なんて声をかけて。
自分の子供というより、
「高校生さん」、「小学5年生さん」という感じ。
菊子 普段、どんなことを心がけているの?
雅子 がむしゃらにやるというより、
いかに続けていくか。
効率を良くするために、どうしたらいいか、
模索中。
楽しくも、活動を維持しつつ・・・。
♪陶芸家としての喜び
雅子 前、象の陶筥(とうばこ)買ってくれたでしょ。
菊子 ピアノの上に載せているの。
雅子 最近、自分へのごほうびとして、
気に入ったものを買って大切にしてくれる
お客さまが増えたの。
菊子 ひらめちゃんの象を、ずっと前から気に入っていたのよ。
雅子 日常の中に置いて、見つめ合ってほしいな。
菊子 可愛くて、癒されるね。
雅子 作品が嫁入りして、生活を共にする。
愛着を感じてもらう。
それが、陶芸家の喜びだな〜。
注)陶筥(とうばこ、とうきゅう)・・・陶器製の小箱。
♪続きは次回。お楽しみに!