サーカス集団シルク・ドゥ・ソレイユの創設25周年、
フジテレビ開局50周年を記念した来日公演コルテオ。
原宿の新ビッグトップ(国立代々木競技場オリンピックプラザ)で
上演されている。
コルテオとは、イタリア語で行列を意味するという。
円形の舞台を何度も横断する
大勢の登場人物たちのパレード。
様々な特徴をもった
個性的な人々が通る。
この世の中にはたくさんの人々がいて、
それぞれのストーリーを持っている、と感じる。
演目は20近くもあり、
どれもがスーパーサーカスと呼ぶにふさわしい
驚きの技の連続だ。
特に「ツアーニク」。
正方形の形に鉄棒を組み合わせ、
さらにその両側に1本ずつ鉄棒を配置した、
箱型鉄棒。
8名ものアーティストたちが、
超人的な演技をする。
鉄棒を力強く回り、
向かいの、または隣の鉄棒に、
跳んで移る。
それを、何人ものアーティストが
同じ空間の中で、同時に演じる。
すばらしいチームワークと集中力。
ダイナミックな動きが交差する。
スピード感とスリルに、息も止まりそうだ。
コルテオは1月24日まで。