横山幸雄さん ジルベスターコンサート 第2部

【第2部】
ピアノ独奏
ショパン:バラード第1番 op.23
ノクターン第20番「遺作」
幻想即興曲 op.66
スケルツォ第2番 op.31
ポロネーズ第6番「英雄ポロネーズ」 op.53
子守歌 op.57
舟歌 op.60

 ♪ ♪ ♪

立派な海老など、たくさんの天ぷらが
盛り付けられています。
年越しそばのコーナーです。
おしるこもあり、場内アナウンスで、
「おせち」という言葉も聞こえます。
大変な行列で、私もいただきたいところですが、
休憩が、たった15分かそこらしかなく、
このブログの記事を書き、公開するのが
精一杯です。
第二部、横山さんは、白いシャツと
おしゃれなベストというファッションで現れました。
ベストは深緑、茶・・・など、複雑に色が
レイアウトされているように見えます。
襟元には赤いスカーフ、胸には金のブローチ。
颯爽とピアノに向かい「バラード第1番」の
演奏を始めました。
第二部では、最後の「舟歌」に至るまで、
ショパンの魅力たっぷりの選曲がされています。
ショパンの青年時代から晩年まで、
駆け足でたどるのです。
第一部の大ポロネーズが締めくくられた時、
まるでコンサートが終わったかのような
充実感に満ちましたが、
第二部でも、途中、英雄ポロネーズを弾き終えた時は、
リサイタルのアンコールが演奏されたような
爆発的な空気でした。
その後、子守歌、舟歌・・・と、ショパンの精神世界が立ち現れ、
心が揺さぶられるようでした。
第二部では、特に「スケルツォ 第2番」が
変化と陰影に富み、印象に残りました。