シンガーソングライター芳晴(よしはる)さんのライヴに、顔を出した。
連絡せず、いきなりふらっと行ったので、
芳晴さんは最初、私に気がつかないようだった。
けれどもやっぱり、いることがバレてしまい、
感動的な再会シーンが、繰り広げられた。
そして、「菊子さん、一緒に弾きませんか？ 」。
いいですよ、と答えると、
芳晴さんはすぐに、自作の『いとなみ』という曲の
楽譜を持って来た。
「菊子さん、この曲知ってる？ 」
知っていても、いなくても、
芳晴さんの曲なら、もちろん一緒にやりますよ！
ライヴが始まった。
芳晴さんは、中国の弦楽器の二胡(にこ)、
ギター、ギタレレ(ウクレレのように小さいギター)と、
いろいろな楽器を弾きながら、のびやかに歌う。
ゆったりと楽しんでいると、芳晴さんに呼ばれる。
芳晴さんの二胡、私のピアノで、
一緒に『いとなみ』を弾く。
心が癒され、解き放たれるような、
とても素敵な曲だった。
私と一緒に演奏するのは、芳晴さんは初めてなのだが、
お客さんの話では、
芳晴さんは、とても情熱的に二胡を弾いていたという。
引き続いて、お客さん方のリクエストにより、
『ふるさと』、そして『月の砂漠』。
皆で、声を合わせて歌う。
心がひとつになる。
私はアップライトピアノを弾いているので、
お客さんに背を向けているのだが、
温かい波のようなものが、
背中にほんわり伝わってくる。
歌い終わって、皆、笑顔。
芳晴さんの歌の中で、特に心に残ったのは、
『聞かせてよ 星の話を』。
「お兄ちゃん、覚えてる？ 」という、
呼びかけで始まる歌だ。
芳晴さんが、子供の頃のできごと。
星が好きで、いつも手作りの望遠鏡で観察していた
芳晴さんのお兄ちゃんが、
ある夜、新しい星を見つける・・・・。
でも、2番はちょっと切ない内容。
何があったんだろう。
今度、また芳晴さんに会った時、たずねてみよう。
毎月、最終土曜日、八王子の「ふらっとん」で、
芳晴さんのライヴが開かれています。
心を癒す温かいサウンドに、優しく包まれます。
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当ブログ、「プロの技！」 第2回 シンガーソングライター芳晴講師(1)で、
芳晴さんが優しく歌う"Good Night (おやすみ)"の動画と、
芳晴さんのインタビュー動画をお楽しみください！
第12回試聴コーナーでは、芳晴さんがノリノリで歌う
"Night Cruise (ナイト・クルーズ)"の動画をご覧下さい！
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当ブログ2010年2月5日の記事、
「シンガーソングライター芳晴さんにインタビュー！ 」も、
ぜひご覧ください。
