起震車で、震度7を体験

避難訓練で起震車に乗り、
震度7の揺れを体験しました。
震度6では、乗った4名はテーブルの下にもぐり、
頭を下げ、テーブルの足を握って耐えていたのですが、
私たち4名が車に乗ると、なんと、
震度7では、テーブルの下にはもぐれないから、
立っていてください」と、担当の方に言われました。
確かに小さなテーブルなので、
前や隣の人と、頭をぶつけてしまうかもしれないと思い、
テーブルに手をかけて立ちました。
ところが揺れが激しくなり、いよいよ震度7になると、
もう立っていられなくなり、
ぴょんぴょん飛び跳ねてしまうような状態に。
見学者からは、ふざけているように
見えたかもしれないほどです。
防災ビデオの中で、阪神淡路大震災の被災者の方が、
「下から突き上げるような揺れ」と表現していましたが、
その揺れが、1回どころか何回も起きたら、
家具など、やはり床から離れて倒れてしまうと思いました。
友人は、「地震がない地方から東京に引っ越してきたばかりで、
何も考えていなかったけれど、
洋服だんすを寝室から移動させることにした」とのこと。
私の枕元には、ガラス扉の食器棚があります・・・!
なお、津波の速さというのは想像を絶するほど速く、
人間が走る程度では、すぐ追いつかれてしまうそうです。
しかも、目で見て津波が確認できる頃では、
もう間近に迫っているというのです。
だから、「津波予報ですぐ逃げろ」!
かつて「押さない、駆けない、しゃべらない」で
「おかし」と教わりましたが、
現在は、「戻らない」という注意が加わり、
「おかしも」になっているそうです。
単に知識を得た、に留まらず、
自分も具体的に何らかの対策を講じなければ!と
考えさせられました。