昨年の3月に聴きに行く予定だったマンハッタン・トランスファーは、
東日本大震災が起こったため、来日ができなくなった。
それから1年半。
彼らは、ブルーノート東京に戻って来た。
力強く華やかなステージが、繰り広げられる。
60代、70代になっても、スポットライトのもと、
いきいきと歌い、軽やかに踊り、
何といっても表情豊かで・・・。
パフォーマンスの華やかさとは、どこから生まれるのだろう?
年齢を重ねると、人は無表情になりがちで、
女性が女性らしさを失っていくことも多くなる。
だが、マンハッタン・トランスファーのメンバーは、どうだろう?
ステージでのあの輝きは、まさに「生きている」、というまぶしい輝き。
華やかさとは、生命力みなぎる人物から、
おのずと発露されるのか。
連続3日間。
1日2回のステージでは、曲目も変えてくる。
その、あふれるパワー。
歌詞と旋律を覚え、声を合わせハーモニーを作る。
振り付けを身体に叩き込み、軽快に踊る。
とびっきりの笑顔、時には、おどけた表情。
初めて楽譜を受け取ってから、ステージで披露するまでに、
どんなプロセスがあるのだろう。
そのヒミツを垣間見ることができれば、
多くの人々の人生を変え、もっと充実させることができるのではないか。
今回のメンバー
ティム・ハウザー(ヴォーカル)
シェリル・ベンティーン (ヴォーカル)
ジャニス・シーゲル(ヴォーカル)
アラン・ポール(ヴォーカル)
ヤロン・ガショフスキー(ピアノ)
ゲイリー・ウィックス(ベース)
スティーヴ・ハース(ドラムス)