本日も伝説のピアニスト! イェルク・デームス!

1928年生まれ、
ギーゼキング、ケンプ、ミケランジェリの教えを受け、
オーストリア最高のピアニストと言われるイェルク・デームスの
ベートーヴェンを聴いた。


84歳である!


ベートーヴェンのピアノ・ソナタテンペスト
独特の風格に満ちていた。


終演後、エレベーター前でお見送りした(2、3時間ほど前)。
とても存在感があった。


今、帰宅したばかりだが、
早速、古いレコードを探し当てた。
私が高校生の時に買ったLPレコード。
今は亡きディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)の歌う
シューマン作曲「詩人の恋」、「リーダークライス」。
ピアノはもちろん、イェルク・デームス。


来日記念盤であり、
1966年度アカデミー・ナショナル・デュ・ディスク・リリック賞を
受賞した名盤だ。
フィッシャー=ディースカウも、イェルク・デームスも
若々しい。


フィッシャー=ディースカウは、今年の春、
86歳で亡くなってしまった。
イェルク・デームスには、
いつまでも元気で世界を飛び回り、
すばらしい演奏を聴かせ続けてほしい。