共に世界遺産の法起寺、興福寺 (2012年 奈良の旅 2)

第1日目、法隆寺から法起寺(ほうきじ)に向かいました。
法起寺には高さ24メートルの三重塔(国宝)があります。
現存する三重塔では、日本最古のものです。
法起寺のパンフレットには、次のように記載されています。
”この寺は、推古14年(606)に聖徳太子法華経を講説されたという
 岡本宮を寺に改めたものと伝え、
 法隆寺四天王寺中宮寺などと共に、
 太子御建立七ヵ寺の一つにかぞえられている”。

法起寺の門

法起寺三重塔(国宝)
706年に建立されたといわれます。

法起寺講堂

法起寺聖天堂

周囲はのどかな畑・・・! 
(東京に戻り、ガイドブックで調べたら、
 秋には素敵なコスモス畑になるようです。)

可憐な白い花

すっかり天気も回復し、なごやかな気持ちに。
斑鳩(いかるが)の里を後にし、電車に乗ると・・・、
またみるみるうちに、空がどんより曇ってきて、
奈良駅に着く頃には、法隆寺の時以上のすさまじい嵐に!
タクシーに乗り込もうとするわずかな間で、びしょぬれになるほどでした。
(天気予報では、雨とか嵐とか言っていなかったのに。
 誰か雨男がいるの?!)
けれども再び、まるで何もなかったかのように天気は回復、
夕暮れ迫る中、興福寺へ。

興福寺南円堂(重要文化財)
日本最大の八角円堂といわれています。
創建以来4度目の建物で、寛政元年(1789)頃に再建されました。

興福寺五重塔(国宝)
たった数時間で、2度も、思いがけない嵐に見舞われたこともあり、
厳かにそびえ立つ興福寺五重塔が、しみじみと美しく感じられました。
天平2年(730)、興福寺の創建者の藤原不比等の娘で、
聖武天皇妃である光明皇后が創建しました。
5回焼失し、現在の塔は室町時代に再建されたものです。
高さは約50.1メートルで、古塔では全国で2番目に高いそうです。

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「おやすみ」

Good Night (おやすみ)

愛する女性を想い、星空に歌うバラード。
詞 和田あゆみ / 曲 吉田菊子 
Lyrics: Ayumi Wada / Song: Kikuko Yoshida
「あこがれを空に描け
 音符の翼で」

 芳晴 (Yoshiharu) Vocal
 吉田菊子 (Kikuko Yoshida) Piano

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4月3日、この記事を公開して間もなく、
ようこちゃん先生からコメントが寄せられましたので、ご紹介します。

 “あの日の嵐を思い出させる今この大嵐の時にブログを拝見しています。
 御水取の日の記事を読む時は花冷えの日だろうか、などと思いを馳せています。

 もう一度奈良に行きたくなりました。
 嵐が吹こうが寒かろうが、あの清らかな空気をもう一度吸いたいですね”。 
 (ようこ)