まだまだ2日目です!
奈良公園、可愛い鹿がお出迎え。
柔らかい日差しの中、鹿せんべいを売るおじさんたちも眠そう・・・。
笑顔の竹下さん。通りの向こうには、なんと人力車が!
西澤さん到着。お蕎麦屋さんのお店の前では、狸の親子がお出迎え!
「大和芋と玉子のとろろそば」
いただきま〜す! ゆ〜みん先生(左)とようこちゃん先生(右)。
「あつもりそば」も、おいしそう
ほっと落ち着くお店です。(「菊子とアート」な写真だそうです!)
これからお水取り見学に、東大寺へ向かいます。
西澤さんが後からお店に到着した時に、
小雪がちらついていたとのこと。
昼間から、かなりの寒さです!
温かいお蕎麦で、心もぽかぽかあったまりました。
喜多原さんのお蕎麦は、毎朝そばの実を石臼でひき、
香り風味を大事にしているとのことです。
♪ ♪ ♪
このお蕎麦屋さんに来られたのは、
旅ならではの、幸運な偶然の出会いがあったからなのです。
奈良国立博物館で、樺沢ディレクターが見かけた警備員のおじさん。
その背中を、樺沢さんは思わず追いかけ、声をかけたのです!
樺: この辺で、おいしいお店はどこですか?
警: 私なら、ここに行きますよ!
迷子にならないか、ちょっと心配になりつつも、
せまい路地をてくてく歩いて行ったその先に、
「そば処 喜多原」があったのでした。
樺沢ディレクターは、後日話してくれました。
「もちろん、受付の人に、ランチのおいしいお店を
たずねてもよかったんだよ。
でも、警備員のおじさんの背中が語っていたんだ。
自分こそ、この古都奈良で、一番うまい店を知ってるぞ、ってね」。
おじさんは、おそらく60歳超、長年勤めた会社を退職して、
今は博物館の警備員をやっているのだろう、ということです。
(樺沢さんの推測)
「とにかく、彼の生きてきた長い人生の中で、
一番うまい店を教えてくれたってことさ!」
♪ ♪ ♪
奈良出身の料理研究家で、奈良市観光大使の
海豪うるるさんからのメッセージです!
「いつのまにか、
奈良に美味しいお蕎麦屋さんがたくさんできていました。
気付くと奈良の名物のひとつに。
最近では、つけ麺屋さんも増えています。
もちろん、奈良には昔から三輪素麺も健在。
色々な麺が美味しいところです」。
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「そば処 喜多原」
近鉄奈良線近鉄奈良駅 徒歩10分
住所:奈良県奈良市水門町50
♪ ♪ ♪
海豪 うるる さん プロフィール
1967年生まれ。青山学院大学卒。15年以上に渡り各種の家庭料理を学ぶ。
食と共に、ヴァイオリン、陶芸、茶道、フラワーアレンジメントなどの多彩な趣味を生かし、
“五感で味わう彩食レシピ”を提案。食と生活を楽しむ「彩食倶楽部」を主宰。
“美味しいって何だろう”と思ったところから料理の道へ。
単に舌による味わいだけではない、この不思議な感覚の探求を続けている。
また、食は年齢、性別、国籍などを問わず、誰にも等しく必要で極めて身近なものである。
そんな食を万国共通の言語のようにとらえて、食を通して日本だけでなく
世界各国の人とつながったり、その人々の考え方に迫ったり、
時には教育や政治、科学、音楽、映画など様々な分野の間をつなげたりしながら、
“美味しい”だけでなく“楽しい”という気持ちを生み出す活動を目指している。
郷里の奈良県からの依頼で「奈良県観光産業活性化推進会議」委員等も務め、
現在は「奈良市観光大使」。