ピアニスト横山幸雄さんの演奏会

友だちのユカちゃんと、2週連続で
横山さんの演奏会に出かけた。
まず、ヴァイオリニスト矢部達哉さんを迎えた
「630(シックス サーティー)コンサート」。
仕事帰りに上質な音楽とワインでリフレッシュ!
という企画だ。
横山さん、矢部さんがマイクを手に
楽しいおしゃべりをしながら進行する。
横山さんは、風邪をひいたとのことで
せきをこらえているような
苦しげな表情を見せることもあったが、
ショパンの「アンダンテ・スピアナートと
華麗なる大ポロネーズ」あたりで、
ぐっと集中度が増してきて、
最後はすばらしいテクニックと
輝くような音色で弾き切った。
その後は、矢部さんとクライスラー2曲、
アンコールにフォーレの「夢のあとに」。
心に滲みました。
演奏会終了後は、横山さん、矢部さんを囲んで
ミニ・ワイン・パーティー
ワイン・エキスパートの資格も持つ横山さんが選んだ
シチリアの白ワインを、ユカちゃんと共にいただいた。
翌週は、「横山幸雄ピアノ・リサイタル
〜様々な時代をめぐって2」。
J.S.バッハベートーヴェン、リスト、ラヴェル
聴きごたえのあるプログラムだ。
ラヴェルでは、「夜のガスパール」、アンコールで
「亡き王女のためのパヴァーヌ」、「道化師の朝の歌」、
3曲が演奏された。
鮮やかな色彩が、刻々と移り変わるように
ラヴェルの世界が繰り広げられる。
まばゆい万華鏡のようだ。

横山幸雄オフィシャルサイト