THE HOW OF HAPPINESS

人生を生きる価値のあるものにする方法を科学的に追求する
ポジティブ心理学”。
その研究者であるソニア・リュボミアスキー
「幸せがずっと続く12の行動習慣
(THE HOW OF HAPPINESS)」に掲載されている
幸福行動診断テストを試してみた。


幸福度を高めるためには、まず、
自分に最適な方法や行動を探し、実行することが
大切なのだそうだ。
自分にとって自然なこと、楽しいことを選ぶべきであり、
義務感や罪悪感から強制されて行動してはいけないのだ。


本書では、幸福度を高める12の習慣を紹介しており、
テストによって自分に最適とされたものから試す。


テストの最高点は6点、最低点は1点。平均点は4.3点前後だという。
テストでの得点が高いほど、自分に合うやり方である。


テストで4つ見つけよう、とのことだが、同点のものがたくさんあり、
私に最適な習慣は、6つになった。


1 熱中できる活動を増やす。   (6点)

2 人生の喜びを深く味わう    (5.66点)

3 目標達成に全力を尽くす。   (5点)

 楽観的になる           (5点)

 人に親切にする          (5点)

 ストレスや悩みへの対抗策を練る(5点)



自分にとって自然なこと、楽しいことを選ぶテストなので、
結局、普段自分の考えていることが、自然と現れてきた。


満点の「熱中できる活動を増やす」とは、
“今”を生きること、
時間を忘れ、集中・没頭すること、
したいことをし、そのプロセス自体が報酬であること、
フロー状態を作ること。


次に得点の高い「人生の喜びを深く味わう」とは、
今を楽しむこと、五感で楽しむこと、誰かと楽しむこと、
楽しかったことを思い出すこと、
喜びを感じるアルバムなどを作り、そばに置くこと。
“今”に集中するため、マインドフルネスが紹介されているが、
ヴィパッサナー瞑想と共通する点が多いと感じた。


「目標達成に全力を尽くす」とは、
自分の人生を自分でコントロールできる感覚を持つこと、
自分にとって意味のあること、人生の目的を見つけること、
新しい活動を始めること。
目標の達成ではなく、プロセスに幸せを感じるのだ。


「楽観的になる」とは、
最高の自分像を描くこと、
自分を変える力は自分の中にあると感じること。
楽観的だと意欲的になり、高い目標を設定することができ、
問題に対して能動的で、効果的な対処方法を考えることができる。


“そうありたい”と思うことを、“習慣”にまですることができれば、
当然、私の未来はぐぐっと変わるだろう。